こんにちは、バップライフ講師の羽鳥絢子です。

先日、ラジオ体操の第一、第二を続けてやったら

太ももの後ろの筋肉が攣ってしまい

数日間痛いなんてことがありました



かなり体が鈍っている自覚はありましたが、

これほどとは、、、

流石にショックでしたが

体からのサインですね

まずはラジオ体操習慣を復活させようと思いました。


そんなわけで、今日は演奏するときに意識してほしい

ことのお話をしようと思います。




皆さんは、楽器を吹くときに、上半身も意識しているでしょうか?


譜面を見ていると、ついつい指ばかりに意識がいってしまったり

アンブシュアやタンギングなども気になりますし、

なかなか上半身の意識までいかないと思いますが、


ぜひ肋骨を広げる意識してみてくださいね。


普段の生活をしているぶんには、あまり肋骨を広げる

なんていうことをわざわざやらないと思いますが、

ぜひ皆さん、楽器を持つ前に、息を吸いながら肋骨を広げて

それをキープするというのをやってみてください。


ポイントは、肋骨を前にも、横にも、後ろにも

全方向に広げる感覚です。


そして、それをキープしながら楽器を吹いてみてください。


胸を上げて(肩ではないですよ!肩は力を向いて下ろします)

胸腔にも音を響かせるつもりで




この胸に響かせる、というのが

ボーカルでよく言われるチェストボイスです。

№458歌を歌う子供と音符のイラスト(左向き)


ボーカルの体の使い方と管楽器は本当に共通することが多いです。


ボーカルは声帯を振わせますが、サックスはリードを

金管楽器は唇を振るわせて、音を出します。

どれも息を使います。


改めて呼吸の大切さに意識を向けてみてください。

そして、どう体を使って音を響かせるか。



かくいう私もまだまだ理想には行き着いていません。

まだまだ学びがあります。



前屈みで、猫背の姿勢だとうまく響きません

下半身をしっかりお臍の下の丹田で支え

その上に上半身がバランス良く脱力してのっかり

肋骨を開き腹式呼吸


そして胸腔にも響かせるように



毎回意識してこのルーティンをやってみてくださいね。


特に冬は、呼吸が浅くなりがちで、

しかも筋肉も固まりがちです



私の足が攣ってしまったように、

呼吸に必要な筋肉も固まり動かしにくくなります。

意識的に動かしましょう!



ちなみに笑うことがとても良いですね

この呼吸の筋肉をたくさん使うからです。


笑いすぎてお腹が痛くなった経験がある人はわかると思いますが、

笑うことで腹筋も使います。

だから体の健康にもいいと言われるんですね

もちろん心の健康にもとても良いです。



いいことがあって、たくさん笑ったりしたあとは

楽器の調子も良かったりします。



体調が悪い時はもちろん休んだ方が良いですが、

なんとなく気分が晴れない時や、

落ち込んでいる時は楽器の調子もイマイチだったり

波は必ずあるものですが



これらを意識して

楽器を吹いてみてください。



こういったルーティンができていると、

楽器を吹くことで、自分をある程度整えられるようになります。

ちなみに、私はロングトーン、スケールをやってる時が整え時です。


プロの皆さんは大体、各々整えフレーズだったりルーティンを持っていますね。



私も楽器を通して成長できたことがいっぱいあります。

その感覚は、音楽だけじゃなくても

いろんなことに繋がっていたりします


ぜひ、新たにこの意識を取り入れて日々の練習にお役立てください。



それではまた、

皆様良い1日をお過ごしください。

羽鳥絢子でした。