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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/



10月に入り、国内最大手の楽器専門メーカー「Y社」が一斉に値上げを発表しました。

食料品をはじめとして今年になって物価が急激に上がってきていますが楽器の値段も例外ではありません。元々の値段が決して安くはない所謂「嗜好品」なので値上げされる金額も「万単位」でプラスされていてビックリしてしまいます。



値上げの情報を9月に入手していたので、数名の生徒さんが駆け込みで値上がり前に購入できたことは本当にラッキーでした。




今後の「新品楽器」値上がりの動向は、これからサックスを始めたいという方にとってかなり高いハードルになってしまうのでは?と、心配になってしまいます。

では、初めて買う楽器はやはり新品が良いのか?  むしろ中古が良いのか? サックス初心者が最初に直面する!この時期ならではのサックス購入術を今回のblogでは解き明かしてゆきたいと思います。






私は8月にアルトサックス。9月にはテナーサックスの新品(何れもY社製)をいつも大変お世話になっている大宮の老舗楽器店で試奏しました。

新品のアルトサックス(傷がつかないように、体に触れ易い部分はフィルムが撒かれています。)



新品のテナーサックス。本体はアルトサックスよりも一回り大きいです。



写真をご覧頂くとお分かりの通り、いづれも3本並んでいます。実は3本とも同じモデルの楽器です。同じモデルの楽器でも微細な個体差や調整が均一でない場合があります。




新品を試奏購入する際のメリットはこの様に在庫が揃えば、「複数」の「同じモデルの楽器」の中から「実際に試奏」して「最良の楽器」を見つけ出すことが出来ることに尽きます。

尚、新品の最新機種を購入される方は「クラッシックサックス奏者」に多く見受けられる傾向がある様に感じます。


では中古楽器はどの様なメリットがあるのでしょうか?


写真は中古楽器を選定した際の写真です。手前の楽器に少々使用した際に付いた傷跡が見て取れます。




中古楽器の場合、外観の傷跡は直接「音」には関係ないのですが、凹みの痕跡は注意が必要です。凹出し修理が施されたあとに、バランス調整が必要となる為、新品以上に慎重に試奏した上で選ぶ必要があります。新品とは違い、同じモデルは揃いにくいので単独のモデルのみの試奏となることが殆どです。



以上の様な制約はあるのですが、中古楽器購入の最大の魅力は、「新品よりもグレードの高い楽器」が比較的「安価で購入できる」点にあります。



とは言え、新品楽器が値上がりしているので中古楽器市場の相場も今後はグングン上昇することが予想されます。情報収集が中古楽器を購入する際はとても重要なのです。




中古楽器を購入する際に特に気を付けていただきたいのは、現在は生産されていない(現行品ではない)所謂「ビンテージ」サックスを購入を検討している場合です。

写真は世界的なサックスメーカー「S社」のビンテージサックスの外観です。




良い具合に「塗装」が剝がれてきていて渋めの雰囲気になってきています。

この様な風貌の比較的古いサックスは挙って「ジャズサックス奏者」が多く使用する傾向が見られます。外観の塗装は結構「音」に影響するのでこのような塗装の楽器は「渋い」「深みのある」「芳醇な」音が出すことが出来ます。

しかしながらヴィンテージサックスの本数は世界的に見ても「激減」している上に、桁違いに高額(数百万円)な為、必ず試奏をしてから購入する事が必要です。



如何でしょうか?今、楽器購入を検討している貴方はどちらを選ばれますか?迷ってしまった方は是非!!バップライフサックス教室髙橋浩明にご相談下さい。最終的にはご自身で試奏して頂き購入を検討して戴きますのでご安心ください。



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