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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。
バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/
私の生徒さんの中で最近、サックスを組み立てる際のちょっとした不注意が原因で、楽器に不具合が発生してしまった方います。金属製ですが空洞になっているサックスは、ほんの少し力で凹んだり湾曲したりします。
今回のblogではサックスの「組み立て方」を正しく理解して頂き、安心して演奏に専念できるように私の経験上、最もサックスに負担の掛からない、しかも安全に、組み立てられる方法をお伝えしたいと思います。
とある生徒さんのレッスンで特に「低音」がうまく鳴らせない方がいました。このような場合は大抵、生徒さん自身の問題ではなく楽器本体やマウスピースに取り付けたリードに原因があることが殆どです。
早速、私が生徒さんの楽器本体をお借りして演奏してみたところ!? 必要以上に息を入れないと音が出せない上、適切な音程が保てない、かなり重症な楽器の不具合であることが判明しました。私が演奏しただけでは原因が突き止められなかったので早速翌日、購入店へ修理の依頼をしました。
楽器店の方に診ていただいて直ぐに原因が判明しました。本体を接続する際に「ネック(マウスピースを取り付ける部分)」を曲げてしまった事が原因だったのです。
では、このような状況を起こさないためにどんなことに気を付けてゆけば良いのでしょうか?その手順を解説してまいります。
先ずはネックとマウスピース、リードを取り付ける事からスタートする事が大切です。写真は完成した状態です。
手順その①・・・ネックにマウスピースを取り付ける際、スムーズ(力いっぱい入れることなく)差し込めるように「コルクグリス」を塗っておく。
スムーズにマウスピースを取り付ける事でネックの曲がりを防ぎます。その際にネック本体付いている「可動部を押さえない」こと、「ゆっくり差し込み」「コルクの半分より奥に差込む」事がとても重要です。
手順その②・・・ネックにマウスピースを差し込んだ後にリードを取り付けます。
写真の様にリードの先端には触れないようマウスピースに装着してゆきます。
リードを固定するリガチャーを親指で押さえ、前後させて挿入してみてください。
手順その③・・・最後に最も大切な(重要な)事は本体にネックを差し込む際、本体の穴に「垂直に」「力を掛けずに」「ゆっくりと」入れてゆく事なのです。そうすることでネックの曲がりはかなり防ぐ事が出来ます。
いかがでしたでしょうか?ご自身のセットアップ方法と比べて少し違いがあった方は是非お試しになってみてください。くれぐれも落下には気を付けて!!
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