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定年退職後の趣味にピッタリ!! 初心者🔰が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。





今日で生誕211年。11月6日はサキソフォンの生みの親。アドルフ・サックスのお誕生日。








今回はアドルフ・サックスの奇跡的に命を繋いできた事故からの生還劇を中心にお誕生日を祝いたいと思います。

ユーロになる以前のベルギーで200フラン紙幣にも肖像が使用された「アドルフ・サックス」





そんなアドルフ・・サックスは「サクソフォーン」を発明する以前、7回もの死の危険を乗り越えてきたのでした。


①まだ立ち上げることもままならない赤ちゃんの時、階段を3段転げ落ちた先は石の床だった・・・・

②3才の時は、牛乳と間違えてボウルに入った水で薄めた希硫酸を飲み込んだ・・・



③1年後、すぐ傍で火薬が爆発・・・

④鉄製のフライパンをひっくり返して火傷を負った・・・

⑤屋根の石が落ちてきて頭に当たり、一生残る傷を負った・・・


⑥ニスを塗ったばかりのものを寝室に一晩中、置き忘れて窒息しそうになった・・・



⑦友人と近くの川で遊んでいた時は、急流に流され溺れそうになった・・・・



もし!!どこかの時点でアドルフ・サックスが亡くなっていたら???世界の音楽事情は大きく変わっていたと思われます。


生命を繋いでくれて、ありがとう!!アドルフ・サックス!!! と、言いたくなります。




1894年2月7日、アドルフ・サックスはパリで静かに息を引き取ります(享年79歳)。



しかしながら「サクソフォーン」は既に大西洋を渡り、アメリカのジャズミュージックの象徴になろうとしていたのです。