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定年退職後の趣味にピッタリ!! 初心者🔰が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。


映画公開から21年。当時、一大旋風を巻き起こした「スイング・ガールズ」。



主演の「上野樹里」さんがテナーサックスを演奏していましたねー。



劇中のコンサートシーンでは半年にも及ぶ出演者の猛練習でアテレコ無しで生演奏を収録。



ラストシーンの難曲「シング・シング・シング」はとっても盛り上がってました。




最近、わたくしの生徒さんの中に、「シング・シング・シング」のように比較的テンポの「速い曲」に挑戦している方が増えてきています。





「この位のテンポなら、きっと出来るはず!!」と、思って実際に取り組んで(演奏して)みると・・・・・・





殊のほか、早く感じて早いテンポに追いつかない!?なんてことが、よくあるんです。




楽器の演奏が巧みな人ほどアップテンポの曲を「楽々」と、「余裕たっぷり」に演奏できるので、実際のテンポより、「ゆっくり」聞こえてきます。




では、速いテンポをキープしながら演奏するにはどうすれば?良いのでしょうか?


私は、海を航行するの「大型船」「水上スキー」で例えることができるのではないかと考えています。



海水の抵抗を受けてどっしりと進む「大型船」は水上の波間をスイスイと進む「水上スキー」のようには「速く」、しかも「軽く」進むことはできないと思います。



アップテンポにおける「ノリ(スピード感)」も全く同じで、テンポに「どっしりと乗っかる」のではなく「軽く乗る」感覚が絶対必要なのです。



抵抗を受けずに海面をスイスイ進む「水上スキー奏法」を身に付けて、カッコ良くアップテンポの曲を演奏してゆきたい!!ですね。