
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
定年退職後の趣味にピッタリ! 初心者🔰が安心して通えるサックス教室。
バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/
当スクールで初めてサックスに触れて、スタートしてみて最初に抱える課題・・・
どの様に楽器(サックス)をバランス良く手中に出来るか?です。簡単に言うと楽器の持ち方(支え方)問題。
サックスの重量はキロ単位なので、首から吊り紐(「ストラップ」と、言います。)を掛けて大部分を上半身(肩から首にかけて)で支えます。
ストラップに楽器本体を預けて、体の中央付近にサックスを配置して構えるのですが、初めてサックスを持った方が、いざ構えてみると・・・事の他、「ふらふら」と、してしまい、ついつい体の各所に力が入ってしまいます。
バップライフサックス教室では、両腕の「配置」や、唇でマウスピースを咥えた時の「力関係」を説明し、リラックスしつつも要所でしっかり支える方法を伝授しています。

写真は今年の3月から始めたKさん。4ヶ月で随分と安定した構え方になり、無理なくリラックスした状態がキープで出来る様になって来ました。
冒頭の写真は一年経過したTさん。重たいテナーサックスも堂々と支えています。
如何なる楽器(他にも「道」の付く武道系のスポーツ等)もこの姿勢がとても、音に影響します。
息が素直に楽器入っている事が極めて重要だからです。

こちらの写真は昨年末から始めたIさんの左親指部分。
良い位置で、脱力した状態でサムレスト(親指が乗っている黒い部分)に左親指が載ってています。
操作性もですが、姿勢を保つためにも、この左親指を軽く載せていることが結構大切です。
良い姿勢を保つ為に力んでしまっては本末転倒です。楽器を持つ前に手足を「ぶらぶらさせて」始めてみてください。