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定年退職後の趣味にピッタリ!! 初心者🔰が安心して通えるサックス教室。
バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/
サックスの「吹きやすさ」や、「音色」は、楽器本体よりも最初に息が入る「マウスピース」に決定権があると日頃から感じています。
ですので、様々なメーカーや種類の違うマウスピースを常に試奏して、その性格や、印象を覚えている事は私にとって、とっても大切な事なのです。
今回は下倉楽器さんのご協力により、リード(マウスピースに装着する板状のパーツ)で有名で、元々はギターの弦をつくっている「ダダリオ」社製のラバー(硬いゴム)マウスピースを試奏する機会を頂きました。

先ずは、アルトサックス用からスタート。
リードとマウスピースの隙間幅(ティップオープニング)が違う4種類を試しました。
最近よく耳にする「完全ハンドメイドマウスピース」(かなり高価です。)ではなく、機械生産であるこの「マウスピース」(比較的安価)は、コストパフォーマンスに優れ、想像していたよりも「くっきり」、「はっきり」した音が得られる優れものでした。

お次は、まだら模様の通称「マーブル模様」の物を試奏。因みに、冒頭の写真の様に一本一本模様が違います。
先ほどのマウスピースと、資材が違うだけで同じ形のマウスピースなのですが、マーブル模様の方が音色が「まろやか」な感じがして、音も「まとまって」聞こえてきます。
いづれも良い感じでした!!
日にちをおいて、次はテナーサックス用を試奏させて頂きました。

通常の素材の物を4本試奏。
こちらもとっても良い吹き心地💕

しっくり来たのはテナーサックスではD7M(シリアル番号が刻印されています)

アルトサックスでは、マーブル模様のD6Mが気に入りました。
下倉楽器でこのマウスピースを購入する際は購入品の試奏がNG!とのことなので、少し残念ですが、マーブル模様のものでなければ「そんなに!?」ばらつきはなさそうですね。
落下や損傷等で現在使用中のマウスピースが使えなくなった時に、慌てることなく使える「心強い助っ人になりえる」マウスピースでした。