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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者🔰が安心して通えるサックス教室。
バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/
当教室に在籍されている生徒さんの中に、メインのサックスの他に異なるサックスを購入したいと、考えている方が一定数いらっしゃいます。
12月・1月の2か月でアルトサックスメインの生徒さんがソプラノサックスをそれぞれご購入されました。(冒頭の写真は1月の選定の時に並んだソプラノサックス)この時に撮った写真は、キラキラ✨の光でより一層輝いています。
上の写真は一般的に流通しているサックスの種類です。
左のサックスに移行すると楽器本体は小さくなり、出る音は「高音」になってゆきます。先程の生徒さんお2人は、メインの楽器の更に高音域の出るに挑戦されることになります。
サックスの中でもこの「ソプラノサックス」はエキゾチックな音色と、スタイリッシュなストレート形状(アルトサックスと同じ、S字型のカーブドソプラノサックスもあります。)で、とっても人気があります。
今回の1月の選定でも、かなり在庫が少なく、依然として根強いファンを魅了し続けている事を実感しました。
以前のblogでもご紹介したことがありますが、サックスは大きさこそ違いますが、全ての楽器で同じ運指(指使い・ポジション)で演奏できるので、メインのサックスである程度のキャリアがある方は比較的簡単に音が出せてしまいます。
様々な種類のサックスを所持している方はプロ奏者は勿論、アマチュアのサックス奏者にもたくさんいらっしゃいます。(一部コレクター化している方も多数!?存在します)
それぞれに音質(音色)の違いがあり、役割も違うのでとても気軽に取り組める点はサックス奏者の特権かもしれません。
ここまでは様々なメリット(楽しみや利点)をご紹介してきましたが、やはり他のサックスを購入後(持ち替えた時)の注意点があります。
メインのサックスよりも小さなサックスを選択した場合はより繊細な息の流れが必要になりコントロールの難しさに直面する事でしょう。
反対にメインのサックスよりも大きなサックスを選んだ場合は、太くて、温かい、大量な息が必要なことを実感するはずです。
要はメインサックスとは全く「違う楽器」を演奏している!!と、言う意識を持って取り組まないといけません。
ソプラノサックス購入後の初レッスンでいらした生徒さんに早速!?音階練習を指示したところ、思うような音が瞬時に出せずに、戸惑っていました。
先ずは丁寧に、無理のない低い音域から息の質を合わせてゆく練習(長い音を吹く練習。通称:ロングトーン)を地道に行いご自身が新しく取り組むサックスに慣れてゆくことがとっても大事なのです。
マルチサックス奏者への道は結構険しいのですが、この地道な努力時間は後々のワクワクする楽しみの準備期間。気長に時間をかけて取り組まれることを切に願います。