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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。
バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/
私が使い始めて4年ほど経過し、優れた効果を発揮しているアイテム。「ホーキストラップ」https://hooki.eu/en/
今回のblogではあらためて、このストラップの凄さと、今後の普及に何が必要不可欠なのか?について綴ってゆきたいと思います。
サックス奏者は、キロ単位の重さがある様々な種類の楽器を、首にかけられた「ストラップ(吊り紐)」に楽器の自重を預けて演奏しています。
サックス奏者の中には、慢性的な肩こりは勿論、長年にわたる、長時間の演奏で様々な「痛み」と、闘っている方々が相当数います。そんなときの助けとなるのがストラップの形状を変えることです。
私も様々なタイプのものを過去において使用して参りました。
首ぬ後ろに負荷がかからないショルダータイプ。
もはや、ストラップではなくなってしまった形状!「サックスホルダー」
現在私の周りの方はこちらのストラップを皆さん使っている方が多い印象です。
バードストラップ。様々なバリエーションで自分好みにカスタマイズできることも人気の一つです。
私の中で、決め手に欠けていた2020年。SNSでドイツ製のホーキストラップを発見しました。https://hooki.eu/en/
よく調べると、新宿にある「ドルチェ楽器」さんで取り扱っているとの情報を入手。早速試しに伺いました。
冒頭の写真でもわかる通り、左肩だけにかかる不思議な形状。楽器がつってある紐は一本である事、等から当初は安定してテナーサックスが果たして支えられるのかが不安でしたが、当日は、楽器をその場でお借りして構えると????
実に自然に体にフィットするではありませんか!
楽器を支える視点が今までとはまるで違い、楽器をつるしている感覚は衝撃的な程、皆無。素晴らしいストラップに出会ってしまいました。
と、ここまで絶賛のコメントばかりを綴ってまいりましたが今後の普及には、いくつかの問題点があると思います。
①楽器と接続するフックの形状
現在の仕様では写真の様なちょっと頼りない、フックが付けられているのですが、ここをもう少し改善してほしいとところです。
因みに私はサックスホルダーに使用されていた
こちらに付け替えて使用しています。これで演奏中に外れる心配がなくなります。
②形状が、特殊でたためないので、持ち運びには不便な代物です。結構大き目なポーチが付属はされていますが楽器のケースには到底!収納出来ません。
③これが一番の正しくネックになることだと思います。販売価格が現在24200円!!!と、かなりな高額品なんです。
様々な問題を含み普及にはまだまだ時間がかかりそうですが、是非とも世界中サックス奏者の手に届きその素晴らしさを実感してほしいアイテムです。