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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/




8月最初の月曜日。横浜市内某所で今年最大の事件が起きてしまいました。しかも本番の日に!!






この日は室内で「クラリネットの演奏」と、言った指定が有り、あまり大きな音が出すことはできない状況。






20分のピアノとの、duo演奏を5セット行い、いよいよあと1セットとなり、クラリネットにスワブを通し始めた矢先に事が起こりました。





上管にスワブが詰まってしまいました。「クラリネットは細かく分解できるので引き抜いても大丈夫!!」と、勝手に思い込み、思い切り引き抜こうとしたら?全くスワブが抜けなくなってしまいました。






このままでは最終演奏の時間に間に合わない!!。焦った事もおそらく災いしたのでしょう。押し戻そうと思いっきり、先のとがったスタンドで押し込んだとたん!4か所の亀裂が入ってしまったのです。




この時、「ショック」と、言う言葉では言い表すことが出来ない程のダメージを受けたのは、言うまでもありません。






ですが!私にはもうワンステージ演奏が残させています。相方のピアニストにも動揺を与えては行けないし、本当にパニックの時間が一気に押し寄せて来ました。






その時に、ソプラノサックスを持ってきていなかったら?身の毛のよだつ思いでの最終セットの演奏でした。






極小の音量で演奏を終えてた翌々日。高橋管楽器にクラリネットを送ると、ここでも衝撃的な一言が!!「こんな状態のクラリネットを見たことがない」・・・・・




恐らくは、どの修理工房よりも取扱量が多いであろうこの店の方でもお目にかかることがない程、クラリネットを酷い状態にしてしまったのです。「修理は出来ません。」と、初めて言われ、一気に落ち込みました。



購入して15年。今、手元にある楽器で一番長く愛用してきた楽器との別れは突然やってきました。



あれから約1か月・・・・。幸いにも同じ型のクラリネットをお持ちの方からお譲り頂き、大切に使用しています。




あらためて、クラリネットは木製である事を自覚してメンテナンスには細心の注意を払ってまいります。大反省のひと夏の出来事でした。