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さいたま市北区プラザノースで開催中。初心者が安心して通えるサックス教室。

バップライフサックス教室 代表・テナーサックス奏者の髙橋浩明です。https://bop-life.info/




今回のblogでは、以前にも何度か話題にしてきました「サックスのへそ?」にあたる部分で、左親指の定位置サムレストについてお話ししたいと思います。



写真は実際に左親指がサムレストと言われるパーツに乗ってる様子です。実に力みがなく、自然に配置されています。




サックスは大変、操作性に優れた楽器で基本は小学生の時に誰もが体験済である「リコーダー(縦笛)」と、同じポジション(運指)なのです。





その中でも群を抜いて便利なキーが有ります。その名もオクターブキー。上の写真の菱形になった部分です。




例外も有りますが、専門用語で8度上の音(オクターブと、言います)がこのオクターブキーを押すことによって比較的に容易に出すことが可能になります。



サックスの音域は2.5オクターブ位でその内、オクターブキーを押さない音が1/3程あります。




そこで問題になるのが、上記の音域とオクターブキーを押した音域をうまく連結させる技術が必要不可欠となります。






ですので、なるべく最小限の力でオクターブキーを押して、サムレストにあたかも親指が固定されている様な動きが要求されます。




左親指の位置は写真の位置がベストポジションです。




さーて!!位置が決まったらサムレストから親指が離れないように!!でも力を入れずに指先だけで!親指を移動させずに!動かしてみましょう!!




案外と難しい動作なので繰り返し、練習して下さい。



最後になりますが左親指の定位置「サムレスト」はサム(親指)をレスト(お休み)させる場所!と、言う事をお忘れなく。