![少女歌シルエット - 歌手点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/868368832/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/%E5%B0%91%E5%A5%B3%E6%AD%8C%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=vjHFE4HX41GBhonxbxT-q10n8Q5BKKeuwWcdIThQQkg=)
こんにちは、バップライフ講師の羽鳥絢子です。
朝晩の冷え込みがグッと厳しくなってきましたね
今日のニュースで、高尾山の紅葉がとても綺麗でした。
どこかのタイミングで、足を伸ばせるかしら・・・
さて、今日はヴォーカリストが歌う時に気をつけている体の使い方が、
サックスを吹く時にもとってもいいんです!
っていう話です。
そもそも、サックスは、声に近い楽器と言われています。
声帯を震わせて声を出す代わりに
リードを震わせて音を出すんですが、
発声する時に喉とか、舌とか、呼吸、姿勢など、
同じように意識するとよいポイントがたくさんあります。
今日はいくつかご紹介しますので、
気になったものは試してみてくださいね。
まずは、よく言われますが
![man 歌のシャワー - 歌う点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/132073994/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/man-%E6%AD%8C%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=IqJsOEnPLgm6veIQbmzIbEh6sVJ56eeIZEIv4vsIryY=)
腹から息を出すこと
歌だと、腹から声を出すってよく言われますね
サックス吹いてる時、口から息を出してる場面をよく見かけますが、
口で息を出そうとすると、口の中が潰れます、
アンブシュアも、唇がおちょぼ口になって崩れます
音の出だしにリードミスする、タンギングするときリードミスする
原因の一つです。
口の中は、音の振動の共鳴空間だと思ってください。
潰さず、常にたくさんの空気を蓄えているイメージをキープして
息は、腹から出す。
鉄則です。
![呼吸図 - 呼吸点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/527315399/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/%E5%91%BC%E5%90%B8%E5%9B%B3.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=-W0QSgklB4N7s9y3lw_PjdkLs502l6olVYK39E8NBkY=)
そして、吸うときの質も大切です。
腹式呼吸で、肩を上げずに、
下向きに、深く、ブレスをするよう癖つけてくださいね。
そもそも、ブレスが足りないといい音は出ません。
実際には肺に空気が入りますが、
肋骨広げて、横隔膜下げて、
背中にまで空気を入れるようなイメージで吸うと良いです。
次に、
![ベクトル、鼻腔 - 鼻腔点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/165726373/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AB%E9%BC%BB%E8%85%94.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=O1avMPsrR8yIucIKJ2MWOYJHGUzY6Uc_XjBP5LwK-hk=)
鼻腔共鳴(びくうきょうめい)
鼻の奥にある空間を鼻腔というそうですが
そこに響かせるつもりで発声します
実際には、口の中も、鼻の奥も、喉も、胸腔も腹も、
ぜーんぶ共鳴するイメージで吹くと良いです。
ちなみに、喉を奥にも横にも広げるつもりで吹くとさらに良いです。
イメージするだけで変わりますから、やってみてください♪
次は、姿勢にも関わってきますが
![姿勢 - 姿勢点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/537870655/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/%E5%A7%BF%E5%8B%A2.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=h_1xn216lK6bnNro4tHZDLQ3RhzCZQ93QoVcwoliZOU=)
丹田の支え
丹田って知ってますか?
おへそから、指3本分下にあるとされています
そこを意識して、力を入れておきます
特に高い音を出す時に、肩や、腕、喉が力んで締めてしまう人は、
ここに力を入れるようにして、上半身や喉の力は抜けるようにして
高い音も、太く出せるように
鍛えておくと良いです。
同時にお尻に穴もキュッと締めるとなお理想です。
で、ここで重要なのが、
![人体解剖学の科学的イラスト:ヘッドのセクション - 舌点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/529980834/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/%E4%BA%BA%E4%BD%93%E8%A7%A3%E5%89%96%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=xZRN1QE71B0aGRUJkMvvyfKYTy1_sGD3h7P4DgKI650=)
舌の位置、形
管楽器でも、歌でも、舌の位置や形ってとっても大切なんです。
せっかくいい体の使い方をしていても、
舌が、いわゆる巻き舌みたいに先が反りかえっちゃったり、
上顎につきそうなくらい上がっちゃったり、
舌根という、舌の奥の方が締まってたり、
すると変な音になります。
特に高い音で、苦しそうな音になってしまう場合
舌根が上がり、喉締めが起きています。
舌の形は、正面から見て軽く”U”
(力まずにできる感じでOKですからね!)
位置は、脱力して下前歯と歯茎の境目辺りに舌先がある
というのを基本としましょう。
そもそも舌は、口の中の空気の流れにダイレクトに影響します。
リードの振動にダイレクトに影響するということです。
タンギングすると音が出なくなるとか、
そういう場合、舌が息の通り道を邪魔しているのも一つの原因になります。
今一度、確認してみてくださいね。
で、お次はこちらも連動してすごく大切なことです
![illustration showing muscles in human skull for chewing and biting - アゴ点のイラスト素材/クリップアート素材/マンガ素材/アイコン素材](https://media.gettyimages.com/id/94121765/ja/%E3%83%99%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC/illustration-showing-muscles-in-human-skull-for-chewing-and-biting.jpg?s=612x612&w=0&k=20&c=AFn7FFEaAuol_oO_06iKNew7L5JkjvenBmzgJaynR_Q=)
アゴ脱力
これは、まずまず、ほとんどの人が
アゴでリードを締め上げちゃってますので
そりゃ、音出にくくなります
あれ?って言ってるばあいじゃあないです
考えてもみてください
リードが振動して音がでる楽器なんです。
そのリードを、ギュギュギュっと
力一杯噛み締めて、
マウスピースに押し付けて
さあ、音が出るでしょうか??
出ませんよね
改めて、どういう構造で音が出ているか
想像しながら吹いてみてくださいね
そしてジャズをやるなら、もっと自由にアゴを動かせるようになれば
ビブラート、ベンド、サブトーン、ポルタメントetc...
いろんな奏法ができるようになります。
アゴは、あえて言うなら下向きに力を使いましょう
息が漏れないようにするのは、唇の端をキュッと、
頬を上げるようにホールドしてあげれば大丈夫です。
アゴ、唇、舌、それぞれのベストポジションで独立して動かせるようになると
コントロール力が上がります。
まだ、書きたいことがありましたが、
長くなりそうなので、ここらへんにしておきましょう。
また書きますね。
それではみなさん、お読みくださり
ありがとうございました。
今日の良い1日をお過ごしくださいね。
羽鳥絢子でした。